立岩堀田遺跡(たていわほったいせき)

2017年03月08日

 

立岩堀田遺跡
出土した前漢鏡

飯塚市には紀元前後の遺跡が多く見つかっており、これらの遺跡を総称して立岩遺跡(群)と呼ばれる。遺跡群の中で中心をなすのは立岩堀田遺跡。飯塚市中心の小高い丘陵地にあり、現在は小さな公園になっている。園内には石碑と案内板がある。

立岩堀田遺跡は1963~64年に調査が行われ、弥生時代の甕棺墓43基、貯造穴26基などが発見された。甕棺からは、前漢鏡をはじめとする当時の貴重な品々が副葬品として出土。特に10号甕棺には前漢式銅鏡6面、細形銅矛1本、鉄剣1本が副葬された。この地域を支配していた王墓と考えられる。

琉球の海でしか採れないゴウホラ貝の腕輪を着けた男性の遺体も見つかっており、この時代に立岩と琉球が交易で繋がっていたことが分かる。この地が魏志倭人伝の不弥国とする学説もある。

発掘品は飯塚市歴史資料館に展示されている。出土品は1977年に国の重要文化財の指定を受けた。

立岩堀田遺跡
住所:福岡県飯塚市立岩1760-15
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