古代史の謎に迫る連続講座

2019年06月17日

年8回、飯塚市で開講

吉野ケ里遺跡(佐賀県)の発掘調査を指揮した考古学者の高島忠平氏が監修・コメンテーターを務める本年度の古代史連続講座「古代から未来のトビラを拓(ひら)く~遠賀川の古代文化と邪馬台国」が15日、福岡県飯塚市で始まる。市教育文化振興事業団、西日本新聞社などでつくる遠賀川古代史事業推進実行委員会の主催。

本年度の古代史連続講座

2017年度に始まり、本年度は考古学者や博物館関係者などが講師を務め、来年2月まで講演会やフォーラムを計8回行う。会場は初回と最終回がコスモスコモン、他はイイヅカコミュニティセンター。全講座の受講者には、実行委発行の「古代史マイスター認定証」を授与する予定。

邪馬台国 幅広い立場から/監修の高島忠平氏

監修・コメンテーターを務める高島忠平氏に講座のポイントを聞いた。

古代史連続講座監修の高島忠平氏

3年目の連続講座の講師陣は、考古学を中心に人類学など魏志倭人伝の世界を研究し、邪馬台国を話してくれる幅広い立場の人たちを選んだ。

邪馬台国の場所を巡っては、纒向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市)と吉野ケ里遺跡が論争の的になっている。講座の初回では纒向学研究センター所長を招いて考えたい。

5回目の講演者は人類学の研究者で、出土した骨からの形質ではなく、DNAからみた日本人の起源を語ってもらう。6回目は韓国の慶北大の古代史研究者に、韓国から見た邪馬台国を話してもらう。

最終回は私を含めた考古学者3人で、日本史における遠賀川の古代文化の位置づけを語り合いたい。 (談)

 

年間パスポート1万円

古代史連続講座の受講は1回2000円(税込み、資料代を含む)。申し込みは各回開催日の1カ月前から。全8回を受講できる年間パスポートは1万円。

申し込みはコスモスコモンに電話=0948(21)0505またはファクス=0948(21)0606で。インターネットの特設サイト「発掘(ほる)ばい九州古代ヘリテージ」でも申し込むことができる。年間パスポートの支払いはコスモスコモンの窓口か郵便振替で。問い合わせはコスモスコモン(月曜休館)。

 

この記事を書いたのは・・

西日本新聞筑豊総局

この記事もおすすめ

カテゴリ記事一覧