桂川町・コノマ遺跡 横穴墓や窯跡も出土

2018年02月03日

 桂川町教育委員会は2月2日、県道の延伸工事に伴い、昨年1月から実施してきた同町土師の埋蔵文化財の発掘調査結果を発表した。古墳時代後期に造られたとみられる横穴墓8基や、須恵器を焼いた窯などが見つかり、一帯の地名「コノマ」にちなんで「コノマ遺跡群」と名付けた。11日に一般公開する。

長さ3・6㍍の「粘土槨」(ねんどかく)を説明する長安さん

町によると、横穴墓のほとんどは荒らされていたが、うち1基から頭蓋骨や太ももの骨が見つかった。つぼやはにわ、金銅製の耳飾りも出土した。窯跡には、白やオレンジ色の生焼け状態の須恵器が並び、焼いている途中で窯の天井が崩落したと考えられるという。

横穴墓そばの古墳は、死者を埋葬した木棺の周囲を粘土で包んだ「粘土槨(かく)」だったことも判明した。棺が埋められていたとみられる長さ3・6メートルの穴を見ることができる。

11日は午前10時集合で、小雨決行。長靴持参。発掘調査を担当した町教委の長安慧さんが解説する。町教委文化財振興係=0948(65)2900。

 

 

 

 

住所:吹く丘家桂川町土師

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